異文化間理解教育・異世代間理解教育の株式会社七海インターナショナルです。
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今回の話題は、日本の伝統 正月の子供の遊び「羽根つき」についてです。
街は年末ムード、お正月への準備で忙しそうです。
今年は、規制の無いお正月を迎えるにあたってワクワクムードが伝わってきます。
昨今の子供達へ「お正月は何をして遊びますか?」という質問には「ゲーム」「YouTubeを見る」という声一色。
昔のお正月の子供の遊び「羽根つき」をご紹介します。
<遊びの道具>
「羽子板=はごいた」と「羽」を使います。
羽子板は、板に絵などを描いたもの。
羽とは、ムクロジ(無患子)の実に羽をつけたもの。
<ルール>
羽子板で羽をついて、落とした人が負け。
基本的に2人で行いますが、時には輪になって数人でも遊べます。
スポーツに置き換えるとバトミントンが近いですが、スマッシュを決めたりしません。コートもありません(どこへでも移動可能の意味)。
<羽根つきのルーツ>
元は宮中の遊びでした。女の子の遊びとされてきたが男の子も一緒に遊びました。
一年の厄をはね、子供の健康と成長を願うという意味があります。
これは羽につかう重りになる部分にムクロジの実を使います。感じで書くと「無患子」です。この漢字の意味は「子どもが患わない」。
「羽根つき」で年の初めに厄を「羽飛ばし」して厄をはらい、子どもの成長を願という意味があると伝わっています。
<まとめ>
今度のお正月は、日本の伝統的な子供の遊び「羽根つき」で厄を払ってはいかがでしょうか?昭和レトロな羽子板はネットで販売されています。
日本の伝統的な子供の遊び「羽根つき」を通して日本への理解が深まりますことを願っています。
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