東京都新宿区にある相互理解教育の株式会社七海インターナショナルです。
本日も七海通信にアクセスして頂きましてありがとうございます。
今回の七海通信の話題は、2024年はうるう年「うるう年とは?」についてです。
うるう年とは2月29日まである年のことを日本では「うるう年・閏年」と言います。
うるう年の存在理由とは?
地球の公転と暦のズレ
地球が太陽の周りを一周するのには約365.2422日かかります。しかし、カレンダーは1年を365日としています。このため、約0.2422日の端数が毎年発生し、これを無視してしまうと、徐々に季節と暦がずれてしまいます。
うるう年の役割とは?
4年ごとにこの端数を補うために、うるう年が設けられ、2月に1日(約0.2422日×4年分)を足して調整しています。ただし、この方法だけではまだ微妙なズレが残るため、さらに細かいルールが設けられています。
具体的には、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする、というルールです。
このように、うるう年は天体の動きと人間の時間の計測方法との間の微妙なズレを調整するために存在しています。
うるう年はもちろん海外にもあります。もし、なければずれ続けてしまい海外とのやり取りが不便になってしまいます。
英語でうるう年のことを「leap year」「intercalary year」「bissextile year」などいくつかの表現があるようです。
なぜ2月にうるう年はあるのか?
古代ローマの暦では、1年は春の3月から始まり、現在の2月が1年の終わりの月でした。そのため、調整するのに都合がよく、2月だけ平年は28日までなのでうるう年の日数調整するようになりました。このように、うるう年が2月なのは、古代の時代からの伝統と、季節のズレを調整するために導入されました。
うるう年がある年の2月について日本の方々の様々な反応
・2月は1日多いのに給料は月給制なので損した気分だ。(会社員)
・うるう年は1日多く学校へ行かなければならない。(学生)
・月末が締め切りなので、うるう年の2月末は1日心の余裕が持てる(会社員)
・2月29日が誕生日なので4年に1回しか年をとらない!と冗談を言っていた方がいらっしゃいました。2月29日生まれた方は珍しいです。
実際に日本の法律「年齢計算ニ関スル法律」により、2月28日24時に1つ年をとることになるので、うるう年ではない年には3月1日に1つ年をとることになります。ただ正式な誕生日は4年に1回の「うるう年」ということになるようです。盛大にお祝いしたいですね!
七海通信を通して、相互理解が深まりますことを願っています。