お通し(O-toshi)<2013.08.18>
日本にある 料理屋の お通し(O-toshi)を 知(し)って います か?
”O-toshi” is a small appetizer to every customer which is a customary kind of cover charge.
The appetizer is the chef's choice, and we cannot make substitutions.
お通し(O-toshi)の写真(しゃしん)を紹介(しょうかい)します。
お通し(O-toshi)は日本の特別(とくべつ)な商習慣(しょうしゅうかん=business practice)です。
最近(さいきん)では、お通し(O-toshi)を出さないお店もあります。
値段(ねだん)は、お店(みせ)のランクによっても違(ちが)いますが、
だいたい普通(ふつう)の居酒屋(いざかや)ですと200円~400円くらい、
高級店(こうきゅうてん)ですと500円~1000円くらいです。
食(た)べる前(まえ)でしたら「いりません」と断(ことわ)ることもできますが
食べてしまったら、払(はら)わなければなりません。
また、食(た)べなくても、お通し代を請求(せいきゅう)するお店(みせ)もあります。
トラブルにならないように、はじめに聞(き)いてください。
「お通し(O-toshi )代(だい) は かかりますか?」
「お通し(O-toshi )代(だい) は いくらですか?」
日本人(にほんじん)の場合(ばあい)、
このような質問(しつもん)をする人(ひと)はほとんどいません。
日本の料理屋(りょうりや)とお客(きゃく)さんとの間(あいだ)にある
古(ふる)くからの文化(ぶんか)ですから質問(しつもん)をしないのだと思います。
しかし、最近(さいきん)では、「お通しはいりません」という人もいるそうです。
私は、「お通し(O-toshi )」を 見(み)て、食(た)べてから、
そのお店(みせ)が どんなポリシーを持(も)ってやっているのか、
ほんとうにおいしい料理(りょうり)を出(だ)す店(みせ)かどうかを
判断(はんだん)しますので絶対(ぜったい)ことわりません。
私は逆(ぎゃく)に「お通し(O-toshi )」を
楽(たの)しみにしているお店(みせ)もあります。
今日、シェフ(料理人)は、お客様(きゃくさま)に
どんなおいしいものを選(えら)んでくれるのかな?
そのお店(みせ)は、おいしいお店だからです。
※関東(かんとう)では「お通し(O-toshi )」、関西(かんさい)では「つきだし」という場合もあるそうです。
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