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擬態語と擬音語(擬声語)<2019.7.11>



外国人への日本語の授業でも、日本人への国語の授業でも、

擬態語<ぎたいご>と、擬音語<ぎおんご>(擬声語<きせいご>)の区別<くべつ>が

難<むずか>しい!とよく耳<みみ>にします。


例文1)シャンデリアがキラキラしてきれいです。


 

 

例文2)波(なみ)がザブンと打(う)ち寄(よ)せた。

 

どちらが擬態語<ぎたいご>で、どちらが擬音語(擬声語)でしょうか?

 

 

 

 

答え(こたえ):


例文1は擬態語<ぎたいご>です。


例文2は、擬音語(擬声語)<ぎおんご(ぎせいご)>です。


※擬音語<ぎおんご>と擬声語<ぎせいご>を

区別<くべつ>しているテキストもありますが、

ここでは擬音語と擬声語をいっしょにしてかんがえます。

 

例文1と例文2は、どこが違<ちが>いますか?


擬態語<ぎたいご>は、様子<ようす>をあらわします。

擬音語<ぎおんご>は音<おと>をあらわします。


区別<くべつ>のしかたは、

簡単<かんたん>にいうと、

体<からだ>のどこを使<つか>って、感<かん>じますか?


目<め>を使っている場合<ばあい>は、擬態語<ぎたいご>です。

耳<みみ>を使っている場合<ばあい>は、擬音語(擬声語)<ぎおんご(ぎせいご)>です。


擬態語と擬音語の両方<りょうほう>に分類(ぶんるい)される言葉<ことば>もありますので、

詳<くわ>しくは辞書<じしょ>を見てください。

 

問題です。

どちらが擬態語<ぎたいご>ですか?

例文3)雷<かみなり>の音がゴロゴロ聞こえて怖<こわ>い。

例文4)雷<かみなり>がピカピカと光<ひか>って怖<こわ>い。


答え(こたえ):

擬態語は「例文4」です。

ピカピカと様子<ようす>が見えます。

目(め)をつかいます。

ですから擬態語<ぎたいご>です。



ゴロゴロは、音(おと)がきこえます。

耳(みみ)をつかいます。

ですから、これは擬音語です。



日本<にほん>に 住<す>んでいる

外国人の日本語<にほんご>学習者<がくしゅうしゃ>は

日本語能力検定試験<にほんごのうりょくけんていしけん>が

終<お>わって、ホッとしていると思<おも>いますが、

また年末<ねんまつ>にも、試験<しけん>がありますね。


さらに、上<うえ>の級<きゅう>に

合格<ごうかく>できるようにがんばってください♪

 

 

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