神楽坂まつり<2010.7.22>
今年も「神楽坂(かぐらざか)まつり」の季節(きせつ)になりました。
23日(金)、24日(土)は、阿波踊り(あわおどり)があります。
「神楽坂まつり」詳しくは→神楽坂通り商店街HP

2009年7月 神楽坂まつり「新宿区役所つつじ連」の阿波踊りの一部

「つつじ連」の阿波踊りは美しい!と定評(ていひょう)があります。
「阿波踊り(あわおどり)」とは、盆踊り(ほんおどり=Bon dance)の一種(いっしゅ)です。
徳島県(とくしまけん)周辺(しゅうへん)の盆踊り(ぼんおどり)が全国(ぜんこく)に広がりました。
日本三大盆踊り(にほん さんだい ぼんおどり)のひとつです。
阿波踊りは、三味線(しゃみせん)、笛(ふえ)、鉦(かね)、太鼓(たいこ)に合わせて
大勢(おおぜい)の人が列(れつ)を作って踊ります。
囃子詞(はやし ことば=踊りながらかけ声をかける)にも色々あります。
例1:
「踊るあほうに 見るあほう 同じ あほなら 踊りゃにゃ 損々」
というのが全国的に有名です。
※意味・・・「踊っているバカと、見ているバカ、同じバカなら 踊らなくては損(そん)ですよ」
例2:
「一かけ二かけ三かけて、しかけたおどりは止められぬ。
五かけ六かけ七かけて、やっぱりおどりはやめられぬ。
ヤットサー、ヤットサー、ヤット、ヤット♪」
※意味・・・ことば遊びですね。いち・に・さん・し・ご・ろく・しち・はち→や
※囃子詞(はやしことば)は連(れん=チーム)によって違います。
踊り(おどり)には、男踊り(おとこおどり)と女踊り(おんなおどり)があります。
女踊りは両手(りょうて)を上げて、足を後ろにけりながら、つま先だけで踊ります。
チーム(連・れん)で踊りを合わせるのがポイントです。
見ていると楽(らく)そうですが、実際(じっさい)に踊ってみると、かなり汗をかきます。
男踊りは、女踊りとは全く逆で、大胆(たいたん)に踊ります。
浴衣(ゆかた)の下の方を端折って(はしょって=帯にはさんで)、
腰(こし)を落として大股(おおまた)で踊ります。
見ているだけても大変(たいへん)そうです。
女踊りは「静(せい)」を表現(ひょうげん)し、
男踊りは「動(どう)」を表現(ひょうげん)します。
その「静」と「動」のバランスの美しさを、他の連(れん=チーム)と競い(きそい)ます。
みなさんもお時間がありましたら、神楽坂の阿波踊りを見に出かけてみませんか?
ライブは、熱気(ねっき)と迫力(はくりょく)があります。
※ 男性は「女踊り」を踊りませんが、女性が「男踊り」を踊る連(れん=チーム)もあります。
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「神楽坂がまるごとわかる本」 著者:渡辺功一 編集:けやき舎
著者の渡辺功一先生は「神楽坂」について詳しく研究されています。
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